2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとりゆかむ

富山に入ったのは、昨夜の20時頃だった。 最初の訪問から1年...四季を通じて20回近く通い、慣れたような気がしていたが 夏の終わりとともに、 そこかしこで冬の胞子が芽生えているようで よそ者の自分は、無性に物悲しい想いにつつまれる。 夜の街を歩いたけ…

吹きガラス職人

二日酔いで朝を迎えた。 顔も体も、なんとなく火照っている。 客先のアポイントは午後だったので 午前中は、懐かしい志摩半島の海を めぐるドライブへ... まずは、志摩の海を一望にできる 横山展望台に昇り... リアス式海岸の静かな海を眺めてから、志摩半島…

三重の仲間

三重一泊出張となれば この面々に会わないわけにはいかない。 元同僚のT君と、単身赴任当時の いきつけのうどん屋「かめ吉」夫婦 いつもは鵜方駅近辺で飲むのだが 今回は、中間地点の浜島へ... そこにかめ吉の女将きみちゃんの友人Yさんも合流 T君とYさ…

夏の名残火

地中に残った夏の熱気が 野辺のいたるところから 噴き出していた。 過ぎゆく夏... かなわぬ夢... 届かぬ想い... 冷めやらぬ情熱にもだえるように、 身をよじらせ、身を反らせ... 真紅の花弁を開く 悲願の花 苦悶にみちたその姿 しかし... その胸よりいでしの…

つきの灯り

欠けたところのない完璧な十五夜の月よりも 少しだけ欠けはじめた十六夜(いざよい)の月が好きだ。 昨夜は深夜に慌てて近所の公園に仲秋の月を見に行ったのだが 最近の工事で設置された、どぎついLEDの照明が明るすぎて、月がきれに見えず... 防犯のためなの…

美を求める心 2

台風18号は、日本列島を一気に駆け抜け、関西から関東にかけて大きな爪痕を遺して去っていった。 横浜は、大きな被害もなかったようだが風が強かったので、一歩も外に出ずに部屋で過ごす。 栗の樹 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)作者: 小林秀雄出版社/…

美を求める心 1

台風18号が四国沖に近づいて、 朝から強い雨が降っていた。 木曜日から、どれだけ飲んだだろう。 長時間寝てアルコールは抜けたが、 外の空気を吸いたくなって、散歩に出る。 隣の駅まで遠回りで3kmほど... 雨に煙る緑道は、歩いている人もない。 雨の日の散…

日本酒と焼酎の会

2005年〜2007年にかけて ワインを輸入していた関係で知り合った りっぷるさんのご縁から mixiで、そのお仲間とつながった。 2008年から1年くらいの間に 何度かオフ会にお誘いいただき 参加させていただいた。 しかし、一流企業の方やお医者さんなど... 自分…

江津湖から水前寺公園へ

出張の途中で熊本城と水前寺公園に寄ったのは熊本城が台風で甚大な被害を受けた直後のこと...調べてみたら、1991年のことだった。印象に残っていたのは、熊本城の壊れた城壁と水前寺公園の水の透明度...他はほとんど記憶に残っていない。 もう一度、あの澄み…

天草の魚たち

昨日の未明...台風17号が鹿児島に上陸した。 そして進路を東にとって、ゆっくりと進んでいた。 今日5日の宮崎の客先での会議は外せない大事な会議... ということで、上司の判断で、新幹線で移動することに... 一旦自宅に帰り、新横浜14:29発ののぞみに飛び乗…