2011-01-01から1年間の記事一覧

ありがとうございました。

2011年もあとわずか... 先程から、一年分の日記をめくって、様々なことを思い返していました。 辛くて長い一年でした。 一年以上も失業をして...またしても就職は失敗して... 何をやってもうまくいかない...一年でした。 読書と放浪に逃避して、やっと平衡を…

『他山の石』...言わねばならぬこと

横浜から来た同僚と名古屋で合流し 午後から県内の液晶メーカーへ... 新規案件なので、商品の説明と 相手の状況をヒアリングして とりあえず打合せ終了。 同僚と一緒に帰るのは面倒なので、 金山で別れ地下鉄に乗る。 大須をぶらついて帰ろうと思い、途中下…

名古屋の夜景

昨日の気密試験結果確認のため伊丹.. 0.16MPaに設定してあった圧力が 17時間放置で、0.02MPa低下している。 許容範囲ではあったが、 現場担当が納得せず、 あと6時間放置するので、それまで待機せよ とのこと... 工場内にいてもやることがないので、 6時間後…

おでん@大阪

昼前に会社を出て伊丹へ... 先日納入した装置の気密試験のため。 配線作業の後、装置内に窒素を注入し 所定圧力にセットしたところで密閉 開始時間を記入して12時間放置。 今日の仕事はこれで終了。 大阪に移動し、南森町のホテルにチェックインしてから、ミ…

思いだすということ

三連休は殆ど自宅にいて、 一日は自分の部屋の大掃除をした。 普段は机の上も本やらカメラなんかが 積み上げられたままになっているが 掃除となると、机の上から抽斗の中 棚の中まで全部ぶちまけて ゴミを捨てながら整理していく。 若かりし日の写真なんかが…

桜の樹の下で...

先日、六義園に紅葉を観に行ったとき、 あの枝垂れ桜の樹の下を通り過ぎて 「今年の春は、ここに来なかったな」と...ふと思った。 桜の樹には一枚の葉も残っていなかった。 満開の桜の樹の下で感じた 深閑とした空気も感じることはなく、そのまま忘れていた…

50歳になりました

12月19日...50歳前夜... ムイカリエンテが基本設計した オゾン分解装置が、客先に設置され 翌日の試運転のため、大阪へ... (写真は、浜名湖通過中→) 友人に連絡をとったが都合がつかず 最近喫茶店を始めたというSさんの店へ 彼女はミナミで雇われママをし…

Galaxy Nexus

天気の良い日曜日。 ムイカリエンテの地元は、紅葉の盛り。 遠い場所に行かなくても、 自宅から徒歩2分の遊歩道沿いの木々が 色とりどりに染まっている。 散歩しながら、コンデジで数枚撮影。先週末、電車で携帯をなくした。 居眠りをしていて落としたらしい…

光の軌跡

六義園を出て、駒込から南北線に乗る。 そのまま直通で東横線に乗り入れているので、日吉で乗り換えれば地下鉄でそのまま帰宅できる。 ...が...路線図を見ていて「麻布十番」という文字に目が止まる。 ふと、この前テレビで見たイルミネーションを観てみよう…

落ち葉の軌跡

今日も直帰コースだったので 六義園の紅葉を観るため、駒込へ... ここの枝垂れ桜は二度観ているが 紅葉は初めて.. http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/20100327 入場したのは閉園間近だったので 急ぎ足で園内を巡る。 平日の夕方...広い庭園の中には、ほと…

星の道

ネットで皆既月食があることを知り、カメラを担いで、近所の公園に出掛ける。 これまでに何度もあったはずだが、出掛けていって見た記憶がない。 寒さが厳しいので、完全防備... 歩きながら見上げる月は、既に端の方が暗くなっている。 公園に着くと、展望台…

『鮨』岡本かの子

岡本かの子という人のことは、 今まで知らなかった。 あの岡本太郎の母君だそうである。 ある本をきっかけにAMAZONで一冊購入。 青空文庫にも多くの作品が載っている。 (先日いただいた「たねや」の最中..旨かった↑)家霊 (280円文庫)作者: 岡本かの子出版…

君ありて...

夕方、都内の会社で打合せ。 帰り道、三越前駅まで歩いてきたら コレド日本橋の前に出る。 そういえば、入ったことがなかったなと思い ちょっとだけ寄り道... レストランで、オリーブをつまみに マンサニージャを一杯 こんな暗く冷たい雨の日... 暗愚な自分…

巣鶴鈴慕

K大学後援会の行事で新宿校舎へ... 今日は学長M先生の講演。 演題は「一人前のエンジニアを育てる」 ご自身の学生時代、企業人時代、そして 大学で教鞭を取られてきた体験を中心に お話しをうかがう。 この後、M先生のもう一つの顔として...尺八のプロ奏…

修善寺の紅葉

代休消化で会社を休んだ。 紅葉を見に行こうと思っていたが 外は冷たい雨が降っている。 紅葉情報を見ながら、 ふと修善寺に行こうと決めた。 紅葉が見ごろになっていたこともあるが この前読んだ『赤蛙』の舞台であるからだ。 東名沿いの紅葉も今が見ごろだ…

葉っぱのフレディ

木曽路の名所..妻籠宿 馬篭宿から10kmの山道を歩いて この宿場町に着いたのは 陽が傾きかけた頃だった。 ムイカリエンテ19歳の夏...はじめての一人旅だった。 そのおみやげ屋は、宿場の入口に近い場所にあった。 人恋しくて暖簾をくぐるとおかみさんの笑顔が…

『赤蛙』

小林秀雄の『島木君の思い出』を読んで、 島木健作の短編集を買う。 「赤蛙」は、まだ出歩けたころのものだが、「黒猫」「むかで」「ジガ蜂」は、 もうほとんど寝たきりになってからのもので、言わば死を予感した者が知る生の感じ、と言った風なものが 身辺…

放置禁止!

K大学後援会の全国支部長会議... その後の懇親会に誘われて出席。 少し早めに自宅を出発して、五反田に寄り道。 マイミクりゅうさんのお気に入りのうどん屋 『おにやんま』で腹ごしらえ。 以前から行きたかったが、 なかなか五反田に行く用事ができず、 今…

鳴門の旭日

海の近くに泊まったら、 日の出を見に行こうと決めていた。 三重に居た頃は、 海辺のホテルにしばらく滞在していたので 毎朝、海から昇る太陽を見てすごしていた。 なんという贅沢な時間だったのだろう... 過去ログ↓ http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/200…

帰途

紅葉@神戸

同僚と二人で徳島へ出張。 飛行機は高いからNGと言われ、 神戸からレンタカーで行くことに... 人件費考えたら、飛行機で日帰りの方が安いのに... 神戸で昼に待ち合わせたので 一足先に入って、レンタカーで再度山(ふたたびやま)へ 神戸の街から一番近い…

出口のない悲しみ

晩春の暮れ方、二人は石に腰掛け、 海棠の花が散るのを黙って見ていた。 花びらは死んだように空気の中を、 まっすぐに間断なく、落ちていった。 樹陰の地面は薄桃色にべったり染まっていた。 小林秀雄 『中原中也の思い出』 ここで言う二人とは、小林秀雄と…

生きるべきか死ぬべきか...

『ハムレット』の名台詞である。 ...が、いくつもある翻訳の中で、この言い回しをしている本はほとんどない。 いったい誰が言い始めたのか...ハムレット (新潮文庫)作者: ウィリアムシェイクスピア,William Shakespeare,福田恒存出版社/メーカー: 新潮社発売…

祈りの曲

H氏のお誘いで、NHK音楽祭@NHKホールへ... ショパン作曲 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 ピアノ:エフゲーニ・キーシン ウラディーミル・アシュケナージ指揮 シドニー交響楽団 ピアノが始まるまでの長い前奏... ピアノに向かってうつむくピアニストは、何…

キキョーヤ..紅葉

昨日は、大阪の友人K君と 横浜駅で待ち合わせて食事をする。 ムイカリエンテよりずっと若く優秀なK君は 仕事を失って1年余... 今回は、横浜にある優良企業から呼ばれ 面接を受けるために来たとのこと。 世の中には、努力もしないで会社にぶら下がっている…

道行く人

4連休の3日目は、K大学へ... 息子が卒業しても顧問という立場で 4年間も役目が残っている。 教室で、「まい泉」のカツサンド弁当をいただく。 カツサンドもいなり寿司も美味。 印刷物の手伝いをしてから役員会。 そして、懇親会...二次会と、 またお酒をた…

鎌倉文学館

嫌な夢を見ていた。 怒りと欲望が渦巻くような... 恐ろしい夢だった。 苦しくて眼を覚ますと、もう11時だった。 家には誰もいない。 4連休の2日目...特に予定もなく... 薔薇が咲いているという情報を知り、鎌倉文学館へ... 地下鉄・横須賀線・江ノ電を乗り継…

まどさんの詩

朝から憂鬱な気持ちで昨日の日記を書いて 本を読んでいるうちに眠くなって横になった。 気が付いたら4時間も寝ていた。 睡眠不足でもないのに... H氏からの着信記録があったので電話した。 いまから出てこないか..と 町田で待ち合わせて、居酒屋で軽く一杯.…

立ち飲み

何の意義もやりがいも感じない仕事を 機械的にこなすだけの空しい日々 自分の生きている価値が見当たらない。 海に落としてしまった石ころくらい どうやっても見当たらない。 道端の雑草でさえ、地中のミミズでさえ 生きている価値はあるのに... 今日も午後…

なんだかハロウィンみたいな...

元町に着いたときには 雨がぽつぽつと落ち始めていた。 いつも静かな商店街は子供で溢れていた。 ほとんどの子供がハロウィンの衣裳やらかぶり物を身につけ 商店街の店の前に行列を作っている。 すべての店の店頭に人が立って子供にお菓子を渡している。 心…