2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

なんだかハロウィンみたいな...

元町に着いたときには 雨がぽつぽつと落ち始めていた。 いつも静かな商店街は子供で溢れていた。 ほとんどの子供がハロウィンの衣裳やらかぶり物を身につけ 商店街の店の前に行列を作っている。 すべての店の店頭に人が立って子供にお菓子を渡している。 心…

ダンテ『神曲〜地獄編』

本文と注釈が同じくらいある難解な文章を、少しずつ読み進めて やっと地獄編を読み終わる。 詩人ダンテが、古代ローマの詩人ヴェルギウスを師と定めて、 師に導かれながら地獄を巡りその底を抜けて煉獄に至る。神曲 地獄篇 (集英社文庫)作者: ダンテ・アリギ…

心のなかの誤差

仕事には何の喜びもなく、 ただ会社にいるのが苦痛で客先を探して出掛ける。 社会のためにならない仕事... 誰のためにもなっていない自分の命。 いったい何をしているのか...空しさばかりが募る。 今日は、富士市のA化成へ... 駅に降り立つと、製紙工場独特…

一命

[映画][食]ゆず屋製麺所 午後から都内へ... 久しぶりに神田駅に降り立ち、 ゆず屋製麺所で、うどんをいただく。 多分、2年ぶり。 マイミクりっぷるさんの日記がきっかけで 行ってみたら、その美味しさにはまり 神田で勤めていた頃は、週3回くらい通った。 …

ワインレッドのグラデーション

風が強く吹いていた。 空を蓋う一面の雲と海の間を渡ってきた風だった。 海には白波が立っていた。 風はなだらかな丘を駆け上がり、駆け下りていった。 丘一面に紅葉したコキアが、 小動物のようにわさわさと揺れ そして、そのコキアを囲むように裾野まで広…

Bar Scotch Cat

午後から横須賀に出掛けて直帰。 ふと、H君に会いたくなってメールをしたら すぐに電話がかかってきて平塚で会うことに... たまに連絡はとっていたものの、 会って話すのは2009年の年末、 恵比寿のK君のお店で会って以来... まずは駅ビルの居酒屋で食事。 …

悲しみの効用

三連休のうち二日は出勤。 えのころ草が赤く色づくことを この歳になるまで気が付かなかった。 見ているようで見ていない... 知らないことばかりだと 改めて思う。 先日、ブックオフで久しぶりに新書を数冊買った。世界最高の日本文学 こんなにすごい小説が…

カナダからのメール

川崎駅からタクシーに乗って東に向かう。 このあたりは、海が近づくにしたがって町は色あせ、 次第に鉄錆色の無機質な工場地帯に入っていく。 今日は晴れ渡って、空が蒼いのが唯一の救いだ... 鶴見線の支線の終点大川駅前で降りる。 一日10本、朝夕の通勤時…

抱きしめると言うこと

毎朝...茂木健一郎氏のTwitterを愛読している。 即興で、あるテーマを連続して述べるわけだが... 今朝のテーマは「何がおこるかわからないからこそ、希望をもって明日にのぞむ」 だった。 そのなかに、こんな呟きが... 人生には、不確実性が原理的に避けられ…

ダンテ『神曲[1]地獄編』

K大学のキャンパス見学会@新宿 卒業はしたのだが、撮影を依頼され出動。 全体の説明会の後、キャンパス内を見学。 高層ビル校舎の最上階屋上から 階段を使って下りながら写真撮影。 (関係ないけど、最近壊れて買い直したプリンター↑) こちらは、29階の屋…