2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

1年の終わりに...

一年間 負けて負けて負け続けてしまったのは 誰のせいでもなく 自分の背負った宿命と、それを越えられない自分の不甲斐なさ... ただ、それだけのこと それよりも 陰に陽に..さまざまな形で、こんな自分に関わって 励まし続けてくださった方々のことを改めて…

孤独な夜会

今日は..一日家にこもって 20歳で亡くなったフランスの天才作家ラディゲの 『ドルジェル伯の舞踏会』を息もつかずに一気に読了した。 先日、小林秀雄の『からくり』の中で引用されているのを読んで興味を持ったので..Xへの手紙・私小説論 (新潮文庫)作者: 小…

奇跡の光彩

ドガ展のチケットを2枚いただいたので 父を誘った。 父は、中学を卒業すると横浜に出てきて 定時制高校に通いながら電気工事の会社で勤め 引退するまでずっと電気工事一筋で 工場やビルなど大きな設備の工事をやっていた。 高校生くらいまでは、 汗と埃にま…

不安の棲むところ

午前中、家族の出払った家でぼーっとしていると、珍しく家の電話が鳴った。 電話の主は、大阪に住む友人Mさんだった。 病気を案じてメールをいただき、その返信をしたところだったが やはり心配だということで、電話をかけてきてくれた。 これからの人生を…

私の上に降る雪は...

"うつ病"をブログで告白するなど.. なんと軽薄だったのだろうと後悔してみた。 笑われるのがオチかもしれない。 しかし.. こんな厄介な悩みを抱え込んだ自分を 見捨てることなく、見過ごすことなく... 何人もの方が、一緒に悩んで苦しんで 温かい言葉を贈っ…

死にたいという気持ち

うつ病の診断を受けて、うつ病の生活に入る。 うつ病の薬は眠気を誘い、昼間も寝てばかりいる。 何もしないで寝てしまい 夕方に起きて、何もしないことを後悔する。 腹が減っても家には何も食べるものがなく、のろのろと着替えをして外に出る。 コンビニで昼…

うつ病

最近の日記を読んだT氏が心配して 心療内科で一度診察を受けた方がよいと メールで勧めてくれた。 たしかに落ち込みやすい性格だし このところ、ちょっときつい感じがするが 別に病気というわけではあるまい...と思っていた。 ただ、現場も終わって行くとこ…

『海炭市叙景』

足立の現場は、年内の作業を終えた。 早めに現場を出たのだが、 そのまま家に帰る気分になれず 渋谷で途中下車して街をぶらつく。 東急百貨店の近くにある映画館の前で立ち止まり、ポスターを見上げる。 その一枚の写真に吸い寄せられるように、ふらふらと館…

噛みきれない想いのまま..

49回目の誕生日を迎えてしまった。 徒労の49年... 何の役にも立たず 誰のためにもならず 存在自体に意味を見いだせないまま... 今日も、独りで酒を飲む。 疲れてつぶれるまで... 独りでバッハを聴きながら... 生命の哀しみに旋律をつけたら こうなるのだろう…

感傷

心が衰えていく。 どうにもならないほど 心が衰えていく。 感情を麻痺させるためだけに 酒を飲む。 こんな飲み方を 軽蔑していたのに... どうしようもなく酒を飲む。 感情を麻痺させるためだけに... 感傷というものは感情の豊富を言うのではなく感情の衰退を…

気力低下

昨夜は、タッキーの会社の忘年会だった。 現場が終わってから埼玉へ.. 取引先の人たちも招いて、スナックを借りきっての宴会。 半分くらいは初対面の人だったが 酔って騒いで、しゃべって...つぶれて、ソファーで寝て.. 気がついたら終わっていた。 カラオケ…

不幸のからくり

四国から戻り、再び現場通いが始まる。 東京はやっぱり好きではない。 四国の空を思いだして 改めて..つくづくそう思う。 今日は一段と寒い一日だった。 防寒着はないので、 下着の上に使い捨てカイロを何枚も貼りつけてみたが、凌ぎきれる寒さではなかった…

小豆島経由で..

高松の帰りは陸路と決めていたが 駅前に「小豆島行きフェリー」の ターミナルがあることを知り 早起きして6:25発のフェリーに乗る。 小豆島の特産品、オリーブと醤油のサイダー.. コンビニでも売っている↑ 天気は快晴。島に入る頃に太陽が昇り始めた。 これ…

讃岐うどん

K大学後援会四国支部での行事に参加するため、9:30羽田発の飛行機で高松へ.. 前日は、現場の忘年会で遅くなり、終電も乗り遅れて1時半に帰宅したため 頭も胃もすっきりしないまま飛行機に乗る。 S先生と一緒だったため、大学や就職の状況・国際交流の現状…

表参道の夕暮れ

現場の帰りに表参道駅で途中下車。 イルミネーションが灯ったという表参道に出ると 無数の電球をまとった街路樹が、延々と連なっている。 周辺の建物を何枚か撮る。 しかし、100mも歩いたら、飽きてしまう。 虚飾・虚飾..どこまで行っても虚飾の世界。 張り…

青年として...

12月1日は息子の24歳の誕生日だった。 息子が生まれたとき、ムイカリエンテは24歳。 ちょうど一廻りしたことになる。 ムイカリエンテ自身も12月が誕生月だし、 父と祖父は誕生日まで同じ12月生まれである。 誕生日は、友人たちにファミレスでお祝いをしても…