2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『レ・ミゼラブル』

原作は、何度か挑戦したが挫折して読んでおらず ミュージカルも観たことがなかった ミュージカル映画... 歌ばかりで、感動するものなんだろうか? 名作だから、とりあえず観ておこうか... というくらいの気持ちで映画館に入った。 しかし... 冒頭から物語の…

コスモスの影には...

最後の一週間... 出張もなく、残務整理で終わる。 帰りも早く読書が進む。 北海道の友人Uさんが 誕生日の時に紹介してくれた一冊 『コスモスの影にはいつも誰かが隠れている』藤原新也 フリーペーパーに連載されていたという短編集はどの作品も 殺伐とした…

血が騒ぐということ

三連休は予定もなく、ほぼ自宅... ただ、一日部屋にこもっているのも 不健康だと思って、外に出る。 日曜日は、自宅から車で10分の 新治市民の森へ... 冬の森は色もなく、さびしいと思っていたので、 今まで歩いたことがなかったのだが、 FBの友だちAさんの…

四面出香

51歳の誕生日 ただ時間の経過のなかで 何の決意もないままに迎えてしまった。 50歳最後の夜は、一人で酒を飲み Facebookやmixi、メールで お祝いのメッセージは28件... この1年も、ずいぶんと出会いがあったな。 と、感謝しつつ...酒を飲みすぎて... 返事も…

加賀の山々

加賀温泉のリゾートホテル... 6時に目覚めると、東の空が白み始めている。 最高峰の白山を中心に、雪をまとった山脈が東側に横たわっている。 立山連峰と比べると、その稜線は優しく女性的だ 空は雲に覆われていて、旭日は見れそうにない...が、朝焼けは見れ…

雪と郷愁

越後湯沢から発車した直江津行の列車は 深い雪景色の中をゆっくりと走っていった。 大地は厚い雪に覆われ、 空は深い靄に包まれていた。 曇った窓ガラスから外の景色をたまに見やりながら 最近読み返している『月光の東』を開く。 三十六年前の秋に買ったま…

雪化粧

夜半から、雪は静かに降り始めた。 目が覚めると、一面白銀の世界。 6時に布団から這い出して、外に出る。 海には波もなく湖のように静まり返っている。 雪を踏みしめる自分の足音以外には何の音もない静寂。 水墨画の中に迷い込んでしまったような、モノク…

二度目の奥松島

K大学後援会神奈川支部の行事で 宮城県奥松島へ... 本年1月に続いて二度目の訪問になる。 (前回の日記↓) http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/20120128 仙台市内でレンタカーを借りて現地に向かう。 高速を降りて鳴瀬川沿いに海岸へ... 津波ですべてが流…

水のなかの紅葉

千葉に営業に出かけ、 夕方、東京で同僚と別れる。 恵比寿のK君と会いたいなと思い メールをすると、18時以降なら...とのこと。 少し時間が空いたので、近場の公園に行こうと思い 飯田橋で降りて小石川後楽園に向かう。 2年前の桜の時期に来て以来...紅葉は…