2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

六義園 枝垂れ桜ななたび

日記をめくってみたら、 六義園の枝垂れ桜に逢いにきたのは、これで七度目だった。 今年は、違うところに行こうと思っていたが、ふと思い立って... またここに来てしまった。 風に揺れる、枝垂れ桜のしなやかさが好きで、各地の桜を巡ってきた。 ことに、昨…

食事会

月と船と...

クイーンエリザベスが大桟橋に停泊していると、K君がメールで教えてくれた。 わずか一昼夜...今夜遅くには出航するという。 ちょうど代休をとって自宅にいたので、出かけることに... K君も一緒に行くというので、駅で待ち合わせて港まで歩いた。 巨大な船体…

おばんざい にいやま

大阪には数えきれないほど来ているが この新地という一角には、数えるくらいしか来たことがない つまり...自分にとっては近寄りがたい場所なのである。 初めて来たのは30歳くらいの時 灘の有名な酒造会社の杜氏長と、高級なおでんのお店で... 二度目は、35歳…

北新地

無人駅

朝一件の打ち合わせを済ませた後は、夕方の打ち合わせまで時間が空いてしまった。 七尾湾沿いの無人駅のことをふと思い出し、そこまで行ってみることに... 氷見経由で能登半島に入り、霧雨の降る急な山道を越えて2時間弱 のと七尾線の線路の向うに、湖のよう…

いたち川

富山市内は、朝から冷たい雨が降っていた。 仕事に出る前に、富山城からいたち川に向かって歩くことにした。 鉛色の重い雲の下で、雨に濡れた市電のレールの冷たい鈍色が 50年前のそれと変わらぬまま目の前に横たわっていた。 蛍川 (角川文庫)作者: 宮本輝出…