思い出は残る

早速、就職活動開始
就職の案件は世の不景気を反映して
極度に少ない。
F氏に退職の報告をすると
一度お会いしたいと言われ
木場の事務所で面会。
F氏は、外資系企業で長年勤め多くの実績をあげて、数年前に独立された。

最近新しく借りた事務所で彼の事業の現状を伺う。
ユニークなアイデアで業界初の試みを次々と行い、実績も出始め、大手の競合を相手に善戦している。


以前もムイカリエンテが失業した時に心配してくれ就職の紹介など、いろいろと面倒を見ていただいた。
今回もメールでの報告を受けて心配していただき、いろいろと話を聞いてくれる。
年内目途に会社が安定してきた段階で是非一緒に仕事をしたいと言われる。
そして、具体的な会社の名前をあげて、得意な仕事をしながら生活していける手段を提案していただく。
本当にありがたい。
心から感謝し、彼の提案も真剣に検討することにして別れる。


木場を後にして、レンタルスペース恵比寿 のK君に会いに恵比寿へ...
明るい時間から ドライフルーツをつまみながらビールと紹興酒を少々いただく。
去年から始めた新しい事業...最近は良いお客さんも付き始めたが、まだまだこれから...自営業も厳しい
彼のお客さんの話などしながら、1時間半ほど懇談。
友だちと話している時間は、最も心が落ち着く。


17:30御徒町
大阪ベンチャー時代の仲間と飲み会。
先日温泉に誘っていただいたIさんの提案で、現在大阪へ単身赴任中のS氏が帰ってくるタイミングに合わせ
決起大会をしようということで集まった。
千葉の鯉太郎さん、市原の鉄工所の社長T氏も参加。
年に数回の会合ではあるが、皆それぞれに苦労しながら、こうして集まって仲良く語り合えるのが楽しい。
S氏や鯉太郎さんはアパートで同居生活をした時期もあり、まさに同じ釜の飯を食った仲間である。


御徒町の寿司屋『寿司幸』
3軒並んでいる寿司屋の中で一番おいしいというIさんの情報で、この店へ...
確かに他の店に比べて混みあっている。
最初に出てきたのが、ねぎとろ 

海苔に巻いていただく。これが名物だそうで、確かに美味い!
そして、刺身盛り合わせ。

市場が休みなので、美味しい刺身があるか心配もあったが...ここのは美味い!
どちらかというと白身か光りものが好きなムイカリエンテであるが
ここのマグロは、素晴らしく美味しい。


既に飲んでいるムイカリエンテと前の晩徹夜で飲んだIさんは、あまり酒が進まず...テンションも上がらず...
もう一件、天狗に寄って、飲み直し。
Iさんもやっと調子が出てきて、今後の仕事についての話し合いも...
T氏は現場監督の仕事を中心にしているが、不景気で千葉の仕事はなくなってしまい
六ヶ所村の仕事ならあるということで、ムイカリエンテも誘われる。
さすがに六ヶ所村はきついよな〜 寒いの苦手だし...


前回、六本木で集まったときの話...
http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/20100225
Iさんが知人に頼まれて交渉した相手はT氏だった。
電話で、難しい依頼を受けたT氏...困り果てて、「ところで何かメリットはありますか?」とIさんに質問。
そこでI氏が「思い出は残るよ..」と、しれっと言い放った。
あまりにも強引な交渉ではあるが...
あの「思い出は残る」の一言が妙に心に残っている。
そう、
いろんなことがあるからこそ「思い出は残る」それが常識ではありえないようなことだからこそ、残るのだ。
名言だな〜  ムイカリエンテも、そういう意味で 良い意味でも悪い意味でも思い出は多すぎるくらいある。


しばらく飲んで、明日少年野球に行くというS氏に合わせて早めに解散。
三重の現場でずっと二人で奮闘したS氏と握手して別れる。


内容の濃い一日
一人銀座線に乗って、心地よい眠りに落ちていった。