就職懇談会

K大学の年中行事、就職懇談会。
今年は「超就職氷河期」と言われ
現役学生の就職率も非常に低く
首都圏を中心に全国から多くの
ご家族が大学に集まった。
(→弁当の笹の葉寿司)


イカリエンテは、撮影班だったので
全体の説明会と、その後の学科別懇談会を撮影して回る。
当然のことながら、話題は就職情勢や企業の事情、求人の実態など...
就職に関することばかり...
不景気とグローバル化によって、益々優秀な人材しか生き残れないようになっている。
写真を撮りながら、そんな話を聴いているうちに憂鬱な気持ちが抑えられなくなり
行事の途中で抜け出して地下の学生ホールに行って呆然と学生たちを見ていた。
50近くになって、未だに自分の生き方も決められない自分...
どうやっても取り返しのつかない人生。
このまま、もっと駄目な人間になっていくしかないような気がして...
行事終了後の長時間の会議..
ここに参加しているのは、学問を究めた教授の先生方と
きちんと仕事をしている人たちばかりなのだと思うと、身の置きどころがなく
下を向いたまま発言もできず...
時間が過ぎるのを待って、終了後、新宿への道を逃げるように走って帰った。