創作

何をしても中途半端な私ですが、13年続いているブログに加えて
ここ数年、デッサンから木彫りへと趣味をひろげてきました。
教わりにいく余裕はないのもので...すべて自己流ですが...


彫刻にせよ、文章にせよ、所詮自己満足に過ぎないものですが、それでもいろいろなものを作っているうちに感じたことは、
「つくることは、生きること」
だということです。
木のかたまりが、なにかの形になっていく…
白い紙の上に形が現れる…
パソコンの画面に写真と文章が形作られる…
なにもなかったところに、自分にしかできないことが…
それは特別なことではなく、誰にでも人それぞれの創造があります。
なにかができあがると、ああ生きているなと思います。
仕事では挫折ばかりで、思っていたとこらからかけ離れてしまい、このまま終わるのが宿命なのかなと思いますが、ものをつくることは自由です。


ところが、このところ創作意欲が落ちてしまって
せっかく始めた彫刻も絵も、おろそかになっています。
なんだか生きていない気さえします。


去年の秋頃に、ある彫刻家の作品を観て人体を彫ってみたいと思い立ち、手を彫ってみましたが
初めてにしてはわれながらなかなかの出来栄えで満足してしまって、そこで止まってしまいました。
満足は後退の始まりだな…と反省



あまりに時間がかかりすぎて、次を始める踏ん切りがつかないのもありますが…
とりあえず、ブログに載せてから次に進もうと思ったので、写真を貼っておきます。


デッサンも描いてから半年くらい経っているものもありますが、
ブログの毎回のテーマとは合わないので...
載せそびれていました。

<富山の井波で見た欄間彫刻に感動して作った透かし彫り>

こんなところで終わりたくない。
でも、彫刻をするには体力も筋力も大事だし
ここで一区切りして、次にいきますか...




<自画像>

宮本輝先生>

バカラのグラス>


はじめにペーパーナイフを彫ってみようと思い立ったのは
宮本輝先生の小説『海岸列車』と『睡蓮の長いまどろみ』に出てくるペーパーナイフが
ずっと心に残っていて、あるときふと作ってみようと思ったものですし。
デッサンは、宮本輝先生のお姿を描いてみたいというところから始まっています。


過去のお気に入りもいくつか...


<母に贈った髪留め> トチ

<ペンダントヘッド> ツゲ・アフリカンブラックウッド

<ペーパーナイフ> 黒柿

<バターナイフ> アフリカンブラックウッド


その他の作品は...
ウェブアルバムを貼っておきます。

⤵ ここをクリック
https://plus.google.com/collection/wERWGE


全部ではないのですが....開いてみてください。
人に差し上げたものは外してありますので
実際にはもう少しあります。