夕立

いつものように自転車に乗って駅前へ..
ミスドで何杯もコーヒーを飲みながら読書


帰ろうとして自転車にまたがった瞬間に
一気に雨が降り出した。
雨粒がアスファルトで砕けて水煙を上げるほどの
激しい雨である。
まあ、いいか...
雨に濡れてみたくなって、そのまま自転車をこぎ出す。
100Mも走らないうちに、下着まで完全に水が沁みる。
濡れて行く自分が哀しくもあり、また心地よくもある。


激しい雨は長くは続かず、急に弱まって止んでしまう。
傘を閉じて歩く人々が奇異なものを見る目で、こちらに視線を走らせる。
まあ、いいさ...


自転車を走らせていくと、畑の中に数本のアガパンサス..
雨に濡れて、水滴をいっぱいに含んで立っている。
自転車を止めて写真を撮る。


服が水を含んで重い。
家に帰ってシャワーを浴びる。


夜、Hさんからご連絡をいただく。
Hさんは10歳ほど年長の、とにかく明るいオジサンである。
以前はお宅にも遊びに行ったりしたが、最近は少し疎遠に...
イカリエンテの仕事のことを知り、心配して会いに来てくれた。
近所のファミレスでコーヒーとケーキをごちそうになる。
いろいろと状況を聞いてくれて、
ご自身の経験を語りながら、心のこもった激励していただく。
感謝 感謝... 
帰り...ヤスコさんからも激励のメール..
ひとつひとつの励ましの言葉が 本当にありがたい。