Ｍさんは、前職の同僚である。
非常に優秀な技術者であるが
３０代前半くらいから急激に体調を崩し
長い長い闘病生活を強いられてしまった。
この数年はあらゆる大病を併発し
一時は生きているのが不思議なくらいの状態で
見舞いに行った病院のベッドで極度にやせ細ってしまった姿は
見るに耐えないほどであった。
最近の多忙に流されて
このＭさんにも連絡をとっていなかったのだが
今週久しぶりに電話が入り「仕事の話がある」とのこと
約束した二子玉川で電車を降りると
改札の外に、かつての元気な笑顔があった。
約１年ぶりの再会になる。
MOTIというインド料理屋でチキンカレーランチ（写真）
外に出て仕事ができる歓びに満ちた彼の表情を見ると
本当に嬉しくなった。
長い入院生活で、人生について生死について幸福について
様々な思索をしてきたという彼は
人のために生きることの大切さや幸福について語ってくれた。
本当に喜ばしい再会であった。
