東京の桜

春はいっせいに...という日記を書いた後
桜がいっせいに咲いた。
去年は、京都・神戸と桜めぐりをしたが
http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/20120413
http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/20120412
今年は間に合わないかもしれないので
東京の桜を観に出かける。
目黒川...中目黒駅からすごい人の波...
桜の樹の下の静けさが好きなのだが、
東京ではそうもいかず...
心静かに花と向き合って、春の訪れを愛でることは、ここでは難しいようだ...
写真のなかだけが静かである。

染井吉野の並木からちょっとはずれた場所に、
まだ若い八重が咲いている。

恥じらうようにうつむいて、頬を染める乙女のような
なんという美しさだろう!


新宿のK大学での会議に出てから
今日は懇親会がなくなったので、
夜桜見物に駒込六義園へ...


闇の中に浮かび上がる雪のような花が美しい...
が...人が多すぎる。
以前は平日に来たので、それほどでもなかったが
桜の樹の下の幽玄な空気も、かき消されてしまって
なんだか力なく見える大桜


六義園の人ごみから抜けて、染井吉野発祥の地、染井町へ...
住宅地のいたるところに染井の古木が花を開いている。


以前、ここに来たときに見つけた住宅街の小料理屋の暖簾をくぐる。
身体が冷えてしまったので、熱燗を一本...料理を少々