夜回り先生

初めて本を読んだ時から憧れ続けてきた「夜回り先生水谷修氏。
来る日も来る日も、命がけで迷い悩む子供たちと向き合い、多くの命を救ってきた
人間のなかの人間...
彼の講演を聴く機会ができ、都筑公会堂へ...
早い時間に行って最前列に座る。
舞台に現われたその人は、テレビで見たとおりの優しいまなざしで演壇に立った。
多くの聴衆の、そのひとりひとりに語りかけるように話しが始まる...
これまで20万人以上の子供たちと触れ合い、夜の世界から救ってきた人の言葉には
凄まじい説得力と重さがあった。
自ら癌を患いながら、毎晩毎晩、死と向き合う子供たちの電話を受けメールを受け
週末には夜の街に出て、子どもたちに声をかけているという。
1時間の講演は、20年の凄まじい闘いのほんの一端ではあったが、
ひとつひとつの人間との出会いと闘いに、涙が溢れた。
人はなぜ苦しむか...それは、自分のことしか見えなくなるから..
誰かのために生きてごらん...
その一言が胸に深く刺さった。自分に言われているような気がした。


ほんの一部だけれどYouTUBEに出ていたので掲載しておきます。