「ムイカリエンテさんは、いっつも美味しいものを食べて、ズルい！」
と...よくご批判をいただくが、そんなことはないのである。
普段は、極粗食... たま〜に美味しいものをいただいているのだけれど
ここに書くと、いつも食べているように見えるので...
何故美味しいものに出会えるかというと
たまたま美味しいものを知っている友人と、出会ってしまうから...
富山で美味しい魚が安くいただけるのも、立飲み屋で出会ったＤ氏のおかげ...
今夜も新潟経由で富山に入り、雨のなかを歩いて「あ！イッセイ」に向かったが
外からのぞくと、Ｄ氏の姿はなく、カウンターの中にもいつもと違う人が...
それで「桜亭」(ここもＤ氏に教えていただいた)に回ると、珍しく席が空いているので
カウンターに座り、刺身の盛り合わせ一人前をオーダー
富山湾の季節の魚が盛りだくさん
写真の上側、紅ずわい蟹から時計回りに..
メダイ クルマダイ ウマヅラ(ワタ付) カサゴ 白エビ バチマグロ そしてヤリイカ
これだけ盛って1600円という破格の安さ
もうひとつ、白エビのかき揚
夕食は以上...
程よく酔っぱらって、ホテルへ向かうと、
食事の途中でFacebookにアップしてあった写真に、Ｋさんからコメントが...
「いま、"あ！イッセイ"にいます。ご都合よろしければ..」と...
Ｋさんは長岡の建材メーカーの営業マン
先日たまたま "あ！イッセイ"で隣に坐りお話しをした。
その後、ブログを読まれて宮本輝を読まれたことがあるというので、
『三十光年の星たち』を薦めたところ、すぐに読まれたとのこと...
お会いしたいけれど、彼もたまに新潟から出張で来られるので、
タイミングが合うこともないだろうと思っていた。
しかし、今夜富山に居るというのだ... 不思議な縁だな
急いで帰ってきた道を引きかえして、"あ！イッセイ"へ
二度目なのに、もう長く付き合っている友人のような気持ちで、酒を飲みながら語り合う。
Ｄ氏はいなかったのだが、先日富山第一高校が高校サッカー日本一になった時のことが話題になり
その時Ｄ氏が、お祝いに持ち込んだ幻の酒「羽根屋 Vintage2010」の話に...
イッセイ氏の代理でカウンターに入った青年ケントス君(だったかな？)が、まだありますよと言うので
Ｄ氏に電話で了承をいただいて、一杯ずついただく これは美味い
ホームページを見ると、殆ど手造り...相当な手間をかけて造っているようである。
http://ameblo.jp/fumigiku-blog/entry-11488407854.html
雑誌[pen]の日本酒特集でも、厳選した50銘柄のなかのTOP3になっている造り酒屋
http://www.pen-online.jp/magazine/pen/pen-349-japanese-sake/
そのなかのVintage物を味わえるとは... Dさん ありがとうございます。
イッセイ氏も気さくな青年であるが、新人のケントス君も話題が豊富だし
元々イタリアンをやっていたらしく、料理も美味しい（↓彼のモツ煮込み）
話はもりあがり、気がつけば12時過ぎ
明日は早朝に富山から長野に向かわなければならないというＫ氏と別れ、
店を出たら、寒さで顔がこわばった。
