青年たちへの贈り物

昨夜の酒が抜けないまま、
携帯電話で起こされて工学院大学へ...
(写真に大学名出ちゃってるので実名で,,)
後援会(学生の保護者の会)から
大学へのプレゼント
トランスポーターの贈呈式


大学創立125周年の記念事業の一環として
後援会が積み立てていたお金を学生の活動のために
役立てていただこうと、会長を中心に検討してきた。


工学院大学は、工科系の大学であるが、学生の課外活動も盛んである。
例えばソーラーカー...最も実用に近いソーラーカーとして開発され、
国内の大会では二冠を獲得し、世界大会を目指している。
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wws1034/
鳥人間コンテストロボットコンテストなどでも優秀な成績を残した歴史も...
これらの活動には、機材の運搬がついてまわる。
自前で安全に運搬できれば...という願いに応えて、トランスポーターの寄贈が決まった。

11時から大学および後援会の関係者が集まって、贈呈のセレモニー
そして、ソーラーカープロジェクトリーダーのH先生によるデモンストレーションが行われる。
中に特注のリフトがついていて、2段にできる。
パワーゲートは500kgで積載可...小型自動車はそのまま持ち上がる。
あおりは、水平で止められるので床面積を広くして、コンサートの舞台としても使える。
エアサスペンションは非常に柔軟で、高さを変えることもできる。

今年の6月には、出張理科教室を石巻で開催するが、ここにも出動予定。
工学院大学の理科教室は日本最大規模で、毎年8月に八王子キャンパスで行われる。
学生たちが主体になって、それぞれの分野に沿った実験やモノづくりの教室を開く。
そのテーマは100ちかい。
八王子キャンパスを解放して、小中高生が無料でこの実験に参加できる。
子供たちが、学校では見たこともないような楽しい実験に
目を輝かせながら参加している。参加者は8000人ほど
http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/20100829
この教室を、数年前から地方に出張して行うようになった。
http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/20101024
以前、長野で参加したことがあるが、
昨年からは、被災地の学校で行うようになった。
今年は石巻...このトランスポーターが出動する。


大学が、単に学問を学ぶだけの場ではなく
社会とのかかわりの中で人材を育成していく場であるという姿勢が、
工学院大学には明確にあるし、学生も積極的であるように感じる。
このトランスポーターが、その活動の一助になれば嬉しいことだ。


贈呈式の後、神奈川支部の講演会。
応用化学のO先生の講演を伺う。
前日の飲みすぎのせいか、昼過ぎから体調がすぐれず
懇親会でも頭痛がしていたのだが
M先生の研究室に誘われて、そこで飲んでいるうちに強烈な睡魔に襲われ
パイプいすを並べて寝てしまう。
以前にも、この研究室前の床で寝たことがあったな...
そして、今夜も終電...