大人の隠れ家"GREEN WINDS"

出張続きの一週間...
3日(火)は、長野市松本市日帰り
4日(水)は、宮崎日帰り
そして、今日は午前中会社に出て
午後から大阪へ移動...
久しぶりにH氏に会いたくなって電話をし
淀屋橋の"GREEN WINDS"という店へ...
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27057258/


H氏は、大阪のベンチャー時代の同僚...2004年の立ち上げの時に出会ったので8年の付き合いになる。
イカリエンテは、リストラという最初の危機から再起をかけての賭けであったし
H氏もまた、会社の倒産という危機の中でのスタートであった。
始めての出会いは、M社長に連れられて行った大阪の小さなビル...
赤紙のベタベタ貼り付けられた雑然とした事務所で残務整理をする彼とU氏の姿があった。
それまで何のつながりもなかった男たちが、七人の侍のように集まってきて会社が立ち上がった。
ある特殊な技術が世界のH○NDAに認められ、そのことがきっかけで銀行や投資家から資金が集まり
資本金1.5億の会社が2004年9月に立ち上がった。
それから始まった怒涛のような日々...それまでの10年分以上働いた。一日一日が本当に楽しく充実していた。
その後、投資もさらに集まり資本金は2倍以上に膨れ上がったが
様々な問題や無理があって、徐々に経営が厳しくなっていき、2008年には立ち行かなくなった。
イカリエンテも、転職せざるを得なくなった。  


淀屋橋のホテルにチェックインしてから、御堂筋を渡ってその店の細い階段を上がり、店に入る。
「大人の隠れ家」というコピーどおり店は薄暗く...観葉植物に囲まれたなかに不揃いな木製のテーブルが置かれている。
H氏と彼の友人のSさん、二人の食事の予定に飛び入りで入った行政書士のY氏とムイカリエンテ
不思議な組み合わせで乾杯し、食事が始まる。
H氏の食へのこだわりとセンスはたいしたもので、これまで数え切れないくらい美味しい料理をご馳走になってきた。
いつも奢ってもらうのが心苦しいのだが...
前置きが長すぎたので、あとは料理の写真でも...
今は経営コンサルとして仕事をしているH氏が、お付き合いをしているSADOYAのワインもいただく。
http://www.sadoya.co.jp/

自家製のハム...美味い

水なすの天ぷら...なすの天ぷらよりもみずみずしくて美味しい!

SADOYAのワインとエビマヨ...美味いな〜

野菜のブルーチーズ煮込み...チーズは、もちもちのパンにつけて...これは絶品!
この他にも、見たこともない野菜の浅漬け盛り合わせなど数点...
出汁巻も絶品だった。


食事をしながら、H氏の仕事のエピソードを聴く。
大変な苦労話も、彼の口から出るとどうしてこう楽しく聴こえてしまうのかな...
いつも飄々としていて、何気なく口からでる言葉が面白い。
天性というものだろうな...
考えてみれば、彼が怒ったり悲しんだりする顔を一度も見たことがないような気がする。
家にも何度も泊まらせてもらったりして...本当に世話になってばかりでいつか恩返しをしなければと思いながら、
今夜もお金を出させてもらえず、ご馳走になってしまった。


Hさん、ごちそうさまでした。