現場通い

タッキーの仕事..足立の現場
今週は最後の仕上げということで
水曜日以外、4日間現場に通うことに..
薬のせいで早起きは無理なので
都内に前泊させてもらって
ホテルから通っている。



年度末になって、仕事が立て込んでいることもあり、優秀な職人が確保できず
少ない人数で、細かい追加作業や修正作業をしながら
広大な現場に数々設置した装置類の仕上げをしなければならず、
現場じゅうを走りまわっている。
精神的には追いつめられている状態。
就職活動も今週はお休み...どうせ焦っても決まらないし..
それで、現場に専念している。
緊張のせいか、それとも薬を減らしたせいか...
昼間、眠気が来ないのはいいとして
仕事が終わり夕方日が沈み始めると、気持ちがひどく落ち込んでいく。
自分を不幸に陥れる働きは、外からやってくるのではなくて
癌と一緒で自分の心の中にある。自分で自分を食い破っていくのだ。
幸福になる力も自分の中にあるはずなのに、なぜ、出てこないのだろうか...


アルコールで憂鬱な気持ちを麻痺させてしばらくホテルの部屋で呆然と過ごし、
遅い時間にスーパーに行って、50%引きになった惣菜をあさって、侘しい夕食。
アルコールがさめたところで薬を飲んでベッドにもぐりこむ。


深夜、広島のH氏から、10カ月ぶりの電話...
前の仕事でもその前の仕事でも、一生懸命に支援をしてくれたのだが、
会社の不祥事による危機で突然解雇となってしまい、彼には何の恩返しもできなかった。
恩に報いないというのは、人間の道にはずれることだ。
そう思って、こちらからは電話ができなかった。
出ようかどうしようか迷っているうちに呼び出し音が切れた。


H氏だけではない
タッキーにも返しきれないくらい恩があるし...
その他にも...多くの人から数え切れない励ましてもらったり、支えてもらったりして
いま、ここに立っている。
このままでいては、恩に報いることができないんだよな。
変わらなければいけないのに....
そんなことを考えながら眠りについた。


そして、仕事が充実していた頃の、楽しい夢をみた。