そらの色

あてもなく街を放浪していたら
陽が落ちてしまった。


いかなる大気の加減で、
空はこんな色に染まるのだろう?

いかなる心の加減で
こんな色がいとしく思えるのだろう?


生まれてきたときの約束が思い出せないまま
今日もまた終わってしまった。