眉山

年末のあわただしい時期に、鈴鹿の現場にある装置が老朽化で故障し
連休の間に補修工事を行うことになった。
工事に立ち会うため、土曜日だけ休んで日曜日からまた現場。
開けてみると想像以上に破損は激しく、夕方までかかって、やっと応急処置を行った。
設置時の経緯を確認すると、客先に過失があるものの担当が代わったということで、
責任回避をして弱い立場の会社に面倒な仕事を押しつける。
交渉はどこまでも強気で攻めるのがムイカリエンテの信条ではあるが
一番困っているのは現場のメンバー。早急に解決しなければ...
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帰り道、定食屋でサンマの塩焼きを食べて、レンタルビデオ屋に寄ってアパートに戻る。

先日、たまたま見た「徹子の部屋」で宮本信子を見て
こんなに綺麗な人だったかな〜と思って、見入ってしまった。
その中で、この映画の話題に...
伊丹十三が亡くなった後ずっと映画には出ないつもりが
この映画のオファーを受けて、是非出たいと思った...という話をしていた。
映画館では観れなかったが、ビデオ屋の新作コーナーにあったので借りてきた。
誰にも言えない悲しい過去を抱えながらも、娘を守るために毅然と生きる母。
母と娘の葛藤そして深い愛情...病魔との闘い..
美しい眉山と阿波踊りのお囃子を背景に、それぞれの想いが交錯する。
一人泣きながら観ていた。
伊丹監督の作品とは全く違う役であったが...宮本信子よかったな〜。