『善き人のためのソナタ』

久しぶりの休日。GEOにぷらっと行って、行き当たりばったりで借りてきた。
善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]
ベルリンの壁崩壊前の旧東ドイツ
共産主義の陰険な国民統制の中で、自由な発言も表現も許されない暗い国家。
反体制の芸術家を監視するために、盗聴を始めた国家保安省のヴィスラー大尉。
しかし、国家に忠実であったはずの彼が
盗聴器の向こうから聞こえてくる自由な思想・芸術・愛そして音楽に、心を動かされていく。
人間の止むに止まれぬ生命の発露と、それを抑えつける悪しき権力。
重苦しい背景の中で生きる人間の希望を描いた、とてもいい映画だった。

                                                                              1. +

余韻に浸る間もなく。仕事の電話が次々に入る。
休みなしの盆明けは、少し家でゆっくりしたいと思っていたが
結局、明日の朝から現場に入らねばならず、今晩鈴鹿に向けて出発することに...
最初から休もうなどと思ってはいけなかった。
自分を必要とする仕事がある限り、闘い続けなくては...
こんな自由な社会なのだから...
※追記 広島で落雷による新幹線の一時運休。
イカリエンテが乗ったのぞみも掛川で立ち往生。
鈴鹿着23:40 ε-(ーдー)ハァ