それぞれの太陽

津ヨットハーバーに寄り道
伊勢湾の潮風に吹かれてしばし佇む。
やがて夕陽が西の空に沈んで行く。
都会の空は電線や看板だらけで汚いものだが
沈む夕陽は、これらの障害物も美しいシルエットに変えてしまう。
それぞれの人の視界の中で、それぞれの夕陽が今日も沈んで行く。
夕陽を見ていると、
自分の生命は、いつどのような姿で沈んでいくのかと考えてしまう。
最後は夕陽の如く美しく沈んで行きたいと思う。
人は生きたようにしか死んでいけないとすれば
一日一日を太陽のごとく、
生命を燃やして力強く闘わねばならない。
さあ、今日も完全燃焼の一日を!