マルコ・ガンディーノ展

そのイタリア人は、
哲学者のような深く優しい眼をしていた。


Facebookの友だちになったTさんの招待で、青山ベルコモンズで開催されている絵画展に出かけた。
マルコ・ガンディーノ
http://www.bellcommons.co.jp/essay1304.html
聴いたことのない名前だったが...
3.11に深い悲しみを抱いて、応援したいという一心で日本にやってきたということに興味を感じて...


今回の来日は、Tさんが企画をしてベルコモンズに交渉し、全面的な協力を得て開催に至ったという。
Tさんとお会いするのも初めて...
入口でビラを配っておられたTさんにご挨拶をして、会場に案内していただき
いきなりマルコさんご本人に紹介をしていただく。
「ムイカリエンテさんは、ダンサーなんです」と....
FBのプロフィール欄に、職業「フリーダンサー」と書いていたはジョークだったのだが...
信じていらっしゃる方もおられたのだ...
ひたすら謝って訂正する。


その静かな眼差しとは裏腹に
彼の絵は、はち切れんばかりの躍動感に満ちている。
トークショーでは、映画の話題が中心で言葉数が少なかったが
イカリエンテが、福島を訪問した際の子供たちとのふれあいについて質問をしたところ
急に熱く語り始め、通訳の方が間に入れないほど語り続けた。
絵の価値はよくわからないが、一瞬にして彼のファンになった。

夕刻...
先日購入した麻のシャツを作られたAさんからお誘いをいただき
Aさんご夫妻とTさんと会食@スペインバル
シャツ造りに込めた思いのたけとこだわり...
ご夫婦で超えてきた、ご苦労のお話しを伺う。
イカリエンテが着ているシャツにも、見えないところに実に様々なこだわりが...
普段着ているシャツに比べると高価ではあるが、
このこだわりを聴いたら、かえって申し訳ないくらいの価格設定なのだと思う。
次の戦略も、他にはない斬新なアイデアで...
すごい人だな〜 と、改めて思う。
広告業界のTさんのお話しも、実に勉強になることばかり...
中身のないムイカリエンテは、今日はほぼ聞き役
楽しかった〜


料理の写真は、あえてモノクロにしてみました。