マーラー『巨人』

K大学の副学長N先生は
上野の森交響楽団
トロンボーン奏者としても活躍されている。


今日は定期演奏会にお招きをいただき
後援会メンバーと一緒に、文京シビックホール
曲目は、フォーレ作曲 組曲ペレアスとメリザンド
そして、マーラー作曲 交響曲第1番『巨人』
『巨人』は学生時代にずいぶん聴きこんだが、生演奏は初めて。


マーラーは、この曲を作曲する前に大失恋をしており、
その影響が色濃く出ているという。
移ろいやすい青年の心のように、あるいは甘美に、あるいは華やかに、あるいは淡々と、あるいは激情して...
曲調は絶え間なく変化していく。
最終楽章では、彼自身が
「黒雲の中から発する稲妻の閃きで開始される…これは傷ついた心の叫びである」
と表現しているように激しい。


マチュアとはいえ、なかなか迫力のある演奏であった。
(こんな曲  最終楽章↓)

(お時間のある方は... ↓)


演奏会が終わって、水道橋へ...
たまたま今日はH氏の誕生日ということで、それにかこつけて飲むことに...
通りすがりの中華屋に入る。




安いわりに、意外と美味い。
楽しく飲んで食べて...夜はふけていく。
酔っぱらって、お店にカメラを忘れて取りに戻ったりしているうちに遅くなり
結局終電ぎりぎり...


楽しい一日...
N先生、ありがとうございました。