日南海岸の朝

5時に目覚ましをかけて起き上がる。
昨日の酒が抜けきっていないようで
顔がなんとなく赤いような...
天気がいいようなので、日南海岸を目指す。


以前にも日の出は見たが、高台からだったので
今回は、海岸まで降りてみようと思い、早めにホテルを飛び出す。
海辺に着いたときには、まだ真っ暗で、三日月が海の上で輝いている。


6時過ぎ...空が白み始める。
水平線から上は靄がかかっている。
6:34 日の出の時刻になっても太陽は姿を現さず...
10分後...水平線よりもかなり高い位置に、いきなり太陽がその輪郭を現す。
そうだ...晴れていたら四国の山が見えていて、その上に太陽が少しずつ出るのだが
今朝は、濃い靄がかかっているせいで、四国の山々も見えず
それより高い位置に太陽が昇った瞬間に、靄のなかからふわっと浮き上がったように見えたのだ。
晴れていたら眩しくて見えない太陽も、今朝ははっきりと輪郭が見てとれる。
これまで何度も海からの日の出を見てきたが、最も幻想的で美しいような気がする。
TOPの写真はセルフタイマー...三脚がないので、地面置き...かなりピンボケ



太陽が昇ってしまっても、しばらく「鬼の洗濯岩」の上を歩き回って不思議な造形を観察し
気の遠くなるような時間をかけて浸食されてきた岩の破片を拾って、ホテルに戻った。


仕事は午前中で終わったが、飛行機が満席だったため、
市内で時間をつぶして、夕方の飛行機で戻った。

今日も、記録のみ...