元気を出さねば...

いろいろなことが重なって、心が重くなった。
日記を書いていることも徒労のように思えて、
ブログもmixiも開けなくなった。


以前にいた会社に打ち合わせに向かう。
いまさらだけれど、切られた会社に、
顔を出すことがとても恥ずかしいことのように思えて...
受付ロビーで担当のOさんを待っている時に、I君が通りかかったので、少しだけ立ち話。
近況を少し話すと「ブログ読んでなすよ」と言われ、はっとする。
ああ、ここにも読んでくれている人がいたのだ...


技術部のI君とは、それほど接点があったわけではないが、忘れられない思い出がある。
あれは'91年か'92年頃だったと記憶しているが、当時、中空糸を使った浄水器が世に出はじめ
イカリエンテの会社もこの中空糸を作り始めた。
(中空糸とは→http://www.mrc.co.jp/knowledge/tyukushimaku.html
そして会社としては初めて1,000万円程の受注をしたのだが、これがとんでもない短納期。
中空糸と組み合わせる繊維状活性炭は岐阜のメーカーで作っている。
運送会社で運んでいたら、どうやっても間に合わない。ハンドキャリーしかない。
急遽I君と一緒に新幹線に飛び乗って岐阜羽島へ...
新幹線ホームで、メーカーの営業マンから段ボール6個分の活性炭を受け取りまた新幹線。
大阪でのぞみに乗り換えて最終電車博多駅まで運んだ。
翌朝、工場のある八女に運び込んで組立作業をやってもらい、最初のロットが完成。
技術部のNさんが夜行列車の個室に製品の段ボールを乗せて大阪へ向い
翌朝、大阪駅で商社の営業がこれを受け取って東大阪の客先へ納品。
不可能と思われた納期に対応した。
夜行列車を待つ間、I君とNさんと3人で吉野ヶ里遺跡を見に行ったことも遠い思い出である。
その後も様々なドラマがあったのだが...これは会社の機密にかかわるので書けないが...


あれから15年以上...お互いに歳をとったな〜
帰宅してから久し振りにブログを開いてみたら、激減しているだろうと思われたアクセス数が
あまり減っていない。
きっと毎日のように開いてみてくれる人がいるのだろう...
ありがたいやら、申し訳ないやら...心配をかけてすみません。


夕方、以前仕事でお世話になったMさんに誘われて焼鳥屋で一杯。
中目黒『串若丸』 こんな美味しい焼鳥は久しぶりに食べた。平日にもかかわらずお店は満員。



近況など、取り留めもない話をして別れたが...
なんだか美味しいものを食べたら元気が出てきた。


頑張らねば...