日本橋 こんどう軒

久し振りにぱぱさんにランチに誘われ
日本橋『こんどう軒』を初訪問。
高島屋と小さい路地を挟んだ一角は
タイムスリップしたような場所である。
店内に入ると懐かしいラーメン屋のにおい
小学生のころ、毎月父の給料日に家族で行った
ラーメン屋の光景がよみがえってきた。
ぱぱさんお薦めの野菜ラーメン600円
スープも麺も、昔懐かしい味である。


午後から前職の関係で付き合っていたFさんと東陽町の事務所で面会。
元々外資系のメーカーでアジア全域を担当されていたが、数年前に独立。
ドイツに本拠地を置く世界的なメーカーの日本での商権を得て販売を始めた。
彼の扱う商品を販売させてもらおうと思い、商品のレクチャーを受ける。


夕方、タッキーと銀座の某商社に同行し、帰る前に新橋で一杯。
何の指示もアドバイスもなく、ただ勝手に仕事を取ってこいという会社の状況を心配してくれて、
いくつも彼の会社の仕事にからませてもらっている。
タッキーには、ずっと迷惑ばかりかけてきたが、今でもこうして世話になってばかり...
どれだけ感謝しても足りないです...本当にありがとう。


たいして飲んだわけでもないのに、電車の乗り過ごしを繰り返して新橋から横浜まで3時間
ふと映画が観たくなって、たまたま手にした「BATMAN BIGINS」を観る。
バットマン ビギンズ [DVD]
主人公ブルース・ウェインが子供の頃、自宅の井戸に落ちるシーン...
助けてくれた父親が言った言葉
「人は何故落ちるのか? それは這い上がるためだ」
の一言にはっとする。
井戸の底で恐怖に震える少年の姿が自分の姿に重なる。
恐怖を呼び起こすコウモリを自分ではどうすることもできないが、
恐怖そのものは自分の内にある。
この映画のテーマは、「恐怖の克服」である。
肉体が強靭で頭脳が明晰であっても、内なる恐怖がある限り勝利はできない。
半分酔ったままの頭の中で、以前に観たときには気がつかなかったことに気が付き感動する。
自分は何度井戸に落ちたことだろう? 
去年から落ちた井戸は深くて、這い上がってはまた落ちる繰り返し。
でも、這いあがらねばならない。


ブログを一週間休んだことで、心配してメールをくれる友人も何人か...心配をかけてすみません。
何も書けず、ただ迷いながら右往左往していた。
読書をしたり、映画を見たり、友人と会ったり...
今回は時間がないので書きませんが、次回にまとめて...