鳥羽の喫茶店

以前、名古屋のショットバー
若いバーテンと話していて
友人の実家が鳥羽で喫茶店をやっているという話を
思い出して、夕食を食べに寄ってみる。
鳥羽の観光名所パールロードの入り口付近にある
その喫茶店は、すぐに見つかった。
暗くてよくは見えなかったが、ログハウス風で天井も高く落ち着いたたたずまい。
しかし、テーブルの半分は昔流行ったテレビゲームなのにはちょっとがっかりしたが...
膨大なアイテムの中から"ほうれん草とチキンのクリームオムライス"を注文
以前にも書いたが、中部地区の喫茶店は関東とは位置づけが違っているように思う。
関東ではお茶を飲むところ。食事はたいしたものがないので
ドトールやスタバに押されて、個人の喫茶店は次々に消えていった。
中部地区では、食事をするところであって、個人の喫茶店も繁盛しているところが多い。
ここの料理は基本的にパスタとオムライスが主であるが、その品数はファミレスよりもずっと多い
出てきたオムライスをとりあえず(−p■)q☆パシャッパシャ☆
普通に美味しい...こういうお店は、普通に美味しいことが大事なのだと思う。
そのへんで摘んできたと思われるテーブルの野菊が質素な感じで合っている。
食後にコーヒーを飲みながら本を読んでいると、
最初に登場したバーテンの友人という青年が厨房から出てきて、しばらく話をする。
30歳前後だろうか...しっかりした顔をした好青年である。
青年との会話は心が晴れやかになる。
自分もいつまでも青年の心を忘れないおじさんであろうと思いながら店を後にした。