その寿司屋は、富山駅前の怪しげな一角
「シネマ食堂街」のなかにあった。
昭和34年にできた映画と食堂街の一体型施設
55年前から殆どそのままの姿で残っている。
コスモス畑に行った夜...富山泊
すっかり常連になった、立飲み屋『あ！イッセイ』へ...
時間が早かったので他に客はおらず
マスターのイッセイ氏と話しながら焼酎をいただく。
ここにはメニューはほとんどなく、
彼がつくりたいものをつくって、薦めてくれる。
刺身は、カンパチ タコ センバン（カワハギの一種）
つきだしの肉じゃが フクラギ(ハマチ)の味噌漬焼き きのこ汁...
以前、彼に薦められた「寿し晴」の話題に...
地元の人が一押しの寿司屋...
しかし、開店は夜の9時前後...それもテキトウで
カウンター８席だけで、いつも満員で、入ったことがない。
すると、イッセイ氏がお店に電話を入れてくれる。
「今なら一席空いてます」ってことで、急いでチェックをして『寿し晴』へ...
でも、すでにいろいろ食べちゃったんだけど...
何度か足を踏み入れた一角に潜入
こんな場所→http://mikkagashi.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-3a53.html
まずは共同トイレに寄ったが、これがまたとんでもなく臭い...
気を取り直して『寿し晴』
カウンターの一番隅に座って、名物のバイ貝とお奨めの鯵を注文
隣に座っていた地元の方とも、すぐに打ち解ける。
出てきた鯵は身が厚くて美味い！
バイ貝は、こりこりしていて、海の香りがする...これも絶品だ~
次々にお客さんが来るので、長居は申し訳ないと思い、早々に退散...
やっぱり地元のお奨めのお店はいいな~
外に出ると、台風26号の影響で雨が降り始めていた。
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一夜明けて...外は暴風雨
関東では交通も大混乱して、大変なことになっているらしい。
車で魚津の客先に行き、現場で装置のテストに立ち会い。
帰り道...魚津は緩やかな斜面になっているので、遠くから海が見える。
今まで見たことがないくらい波が立っているので、海沿いの道を通ることに...
近づくと、いつもは穏やかな海が轟音を立てていた。
大きな波が次々と打ち寄せては砕け散っている。
すごい迫力だ...
こんな海を見たのは、津軽で台風に遭ったとき以来だな...
波が打ち寄せる防波堤に立って、
足を踏ん張っていないと飛ばされそうなくらい強い風に身をさらしながら
荒れ狂う海を見ていた。
