宮崎一週間の旅

また日記を書けずにおりました。
読者の皆様には、またご心配を
おかけしたかもしれません。


10月8日〜10月12日まで宮崎出張。
現場でのガス濃度測定という仕事
危険な現場で1日1時間しか入れないため
ほとんど待ち時間...というわけで
余った時間は、ドライブ三昧。


初日...測定の段取りのため、休日返上で宮崎入り。
夕方、県庁前のホテルにチェックインしてから、近くを流れる大淀川へ...
川面を染めながら落ちていく夕陽が美しい。


とりあえず、宮崎名物を...ということで、同僚と「チキン南蛮」を食べに『おぐら』へ...

安くて美味し。


2日目...測定器のセッティング。配管作業と翌日からの測定の打ち合わせ。午前中で終了。
午後からドライブ。お客さんに薦められて、霧島山の麓、生駒高原のコスモスを見に行く。


霧島山の向こうは鹿児島だなと思い、同僚を誘って鹿児島湾を目指す。
初めての鹿児島...そして、都道府県別に言えば、これで全国制覇となる。
一人なら時間配分も適当にできるが、男二人というのは、どうも間が持たない。
山道を走って霧島の東を抜けて鹿児島湾に出て、靄でかすんだ桜島を海辺で眺め
そのまま東に進路をとって、宮崎市内に帰る。

宮崎市内に入る頃、西の山に日が落ちる


3日目...ひたすら待ち時間、4時で仕事終了。遠出はせず。
酒を飲まない同僚と、さすがに我慢できず居酒屋へ...ひとりで飲む。
地鶏の炭火焼...思ったほどうまくはない。
同僚は定食を食べて、ホテルに帰る。


4日目...日の出前にホテルを出て海岸へ...
しかし雲が多く、水平線からの日の出は見れず...

仕事は3時終了。ホテルに帰りたいという同僚を送ってから延岡に向かう。
2年前に亡くなった友人M君の墓参りのため。
9月15日が三回忌だったが、特に法事もなく...彼の実家がある延岡にお墓があるというので
初めて墓参りに行こうと思い立って、北に向かう。
しかし、思った以上に道のりは遠く、実家に着いた頃には暗くなってしまう。
彼が亡くなって4か月後お母様も亡くなってしまったので、
広い家には、年老いたお父様と障害をもつM君の弟が二人でひっそり暮らしている。
お墓は真っ暗で夜は行けないというので、線香をあげて手を合わせ、心の中で彼に語りかける。
葬式の時に一度お会いしただけのお父様と向き合って、M君の話をする。
「親より先に死んでしまって...親不孝なやつです...」と一言
息子を亡くすというのは、どれほどの哀しみであろう..と思うと、胸が締め付けられる。
闘病生活が長かったため、最後まで付き合っていた友人は少なく、
葬式も、家族以外はムイカリエンテを含め3人だけだった。
急な訪問にもかかわらず喜んでくれて、食事に誘われる。
連れていかれたのは、チキン南蛮の『おぐら』地元の人にも人気なんだな...
ホテル着23時


5日目...再び早朝の海へ...
東の空はかすんでいたが、そのおかげで旭日の輪郭がはっきり見える。美しい朝だ。


午前中、データの回収と片付けで業務終了
13:30のANAで帰京


宮崎一週間...疲れた。


次週、北陸の旅につづく...