九州新幹線

前日、最終の電車に乗って神戸についたのは0時過ぎ
コンビニでアルコールを買ってホテルに入り
飲みながら琵琶湖の写真を整理し
WEBアルバムで琵琶湖の写真を開いてみる。
ところが、そこには何枚もなかった。
過去のカメラのデータを整理しておかねば..
霧の琵琶湖↓  モノクロモードではないのに色のない世界..
https://picasaweb.google.com/104915518421068648185/100201
この中から一枚↓

意外と良いな〜と思う一枚↓ 琵琶湖岸を走る北陸線


少し夜更かしをしてしまい、予定より少し遅れて目が覚める。
三宮のニコニコレンタカーに車を借りに行き、西脇市の客先へ...
打ち合わせを終えて、昼過ぎに車を返し、ランチをしてから新神戸
九州新幹線直通の「さくら」に乗り込む。
客席は東海道新幹線グリーン車並みの広さ、2列×2シート。しかも空いている。
九州に入った時に西側になるように、右列の窓側席指定席をとった。
なぜ、この席にしたかというと...あの九州新幹線のCMと同じ景色が見えるかなと思ったから
ご存じない方のために...↓

(これは短縮版で、フルバージョンは24分あります。
 見たい方は、この画面右下のYOUTUBEボタンを押して新しい画面を開き、
 右側の一覧から探してください)
カンヌで金賞をとったそうだが...なかなかいいCMだった。
というわけで、博多までトンネルばかりの山陽新幹線区間は本を読んだり寝たりして
博多から窓外の景色に集中する。
が...空には雲が多く太陽も出たり隠れたり。

しかも、防音壁ばかりで外の風景はたまにしか見えない。
カメラを屋根に積んだのかな〜と思ったがそうでもないらしいし...
防音壁のない場所だけの映像をつなげたのかな?
と思っているうちに夕陽が落ち始める。


薄雲がかかっているが、それで太陽の輪郭がはっきり見える。
新幹線が進むにつれて、どんどん陽が落ちていき、新八代駅に着く直前に
山の端に消えた。

落日ショーは別として...
今一度CMを見ると、景色自体はなんということのない平凡なものだった。
実に様々な人々が、それぞれの思いを抱きながらそこに立っているだけで
景色は活き活きとしたものとして心に焼きつく。
人がいなければ、実にむなしい
「人間がいなければ、宇宙もむなしいものにすぎません」と言った天文学者がいたな...


明朝、宮崎に入るには、八代に泊まるという選択肢しかなかったのだが...
八代の街には、観光できそうな場所は見当たらず、タクシーでホテルへ直行。
「から揚げ専門店」なるものに入ってみたが、味がやたらに濃く、油が古いとみえて
脂っこいだけで、ちっとも美味くない。こういう日もあるさ...
ホテルの部屋で酒を飲みながら井上靖の短編集『青葉の旅』を読み就寝。