京都...寄り道

関ヶ原付近に降った雪の影響で
新幹線には遅れが出始めていた。
午後から石山での商談の予定だったので
ゆっくり出ても間に合ったのだが
新幹線の遅れも気になって早朝に出発。
名古屋を過ぎたあたりから突然雪景色になり
岐阜羽島の手前から徐行運転が始まった。
陽の光さえさえぎるような猛吹雪...

この様子だと京都にも雪が積もっているかな..
積もっていたら、雪の京都を少し散策できるなと思っていたが、米原を過ぎてしばらく走ると雪はなくなった。
遅れること30分。10:30に京都駅に降り立つ。
アポイントは石山に14:00なので、3時間ちかく余裕がある。
駅で時間をつぶすのももったいないので、散歩することに...
バスに乗って銀閣寺方面に行き、行ったことのない「哲学の道」を散策。
この時期は何もないらしく、人もまばら...


再びバスに乗り、清水方面へ..
宮本輝の『森のなかの海』...
陶芸家の室谷典也が養子として育てられ、実父である宗也と出会い陶芸の弟子となる
重要な場面が描かれている舞台が、このあたりであることを思い出し、久しぶりに歩きたくなった。
清水寺への細い上り坂を上がってから、三年坂・二年坂と下るコース。
物語の中の静かな街並みしか想像していなかったので、けばけばしい店の看板や呼び込みにがっかりする。
小説を読んで、想像を膨らませるほうがよかったようだ。
とりあえず、写真を数枚...モノクロで載せておきます。



石山で、営業のおじさんと落ちあい、客先へ...
イカリエンテは、技術ということで営業活動をサポートする立場になっている。
打合せは1時間ほどで終わったが、ここから名古屋への移動が大変なことになっていた。
雪の影響で、在来線も新幹線も大幅に遅れ、3時間ちかくかかってやっと名古屋着。