天職ということ

今日は、タッキーの会社のアルバイトで
お台場のフ〇テレビへ...
もちろん、テレビには関係なく
地下の排水処理設備のメンテナンス。
昨日の作業で半分以上終わっていたので
今日は、タンクにろ材を入れるだけ。
作業は3時間弱で終わってしまった。
この前の倉庫のバイトに比べたら
仕事量1/10 日給2.5倍 ...なんて楽なのだろう!
収入のないムイカリエンテをタッキーが気遣ってくれて、
無理に入れてくれたようなものだ。いつもいつも、感謝感謝...


昼前に終わって解散し、パレットタウンのSizzlerでランチ。
最近、美味しいものを食べていないだろうから..と、
肉とサラダをお腹いっぱいごちそうになった。
...いつも、ごちそうさま!

帰りに渋谷のブックオフに寄って、半導体製造装置の基礎について学ぶための本を購入。
合否の連絡はないが、決まると信じて準備を始める。
殆ど知識のない業界で営業をするには、必死に勉強をしなければ...
はじめての半導体製造装置 (ビギナーズブックス)  半導体用語がわかる辞典―読める使える役に立つ


天職という言葉がある。
若し天という言葉を、自分の職業に対していよいよ深まって行く意識的な愛着の
極限概念として解するなら、これは正しい立派な言葉であります。
今日天職というような言葉がもはや陳腐に聞こえるのは、今日では様々な事情から、
人が自分の一切の喜びや悲しみを託して悔いぬ職業を見付ける事が大変困難になったので、
多くの職業のなかに人間の目的を発見する事を諦めてしまったからです。
これは悲しむべき事であります。

                    小林秀雄『私の人生観』

イカリエンテには、かつて天職だと思える仕事・場面にいくつか出会ってきた。
自分の持てるものすべてをかけて、その中に喜びを見出せるような仕事があった。
しかし、それらは或いは会社の無理解な権力によって妨げられ、
或いは会社の経営危機によって断念せざるを得なかった。
そういう仕事に出会い、天職と言える大きな歓びをもって人生の一時期を過ごせただけでも
もしかしたら幸福なことなのかもしれない。
世の中には、こみ上げてくる歓びを感じながら仕事をしている人は、少ないのかもしれない。
一年間、その天職と思える仕事にできるだけ近い世界で生きたいと思ってきたが
制限時間が過ぎてしまって、どうもそれは果たせそうにもない。
次の仕事のなかに、いかに生き甲斐を見出せるか...
そこに視点を変えていったほうがよいのかな
人事を尽くして天命を待つ...
待った結果が、新しい道ならば、その道に挑戦すべきなのかもしれない。