ねぎ炒め

午前中、関内の心療内科へ...
診察は、いつものとおり世間話から..


震災の状況をテレビで見ているうちに
自分の悩みなど小さく思えてきたと
説明すると...
患者さんには二種類の人がいて
イカリエンテと同じように軽くなる人と、かえって不安が大きくなって重くなる人..
後者の方が多いので、地震の後はその対応が大変だったとのこと。
とりあえず薬は現状維持で処方してもらう。


帰りは伊勢佐木町から野毛方面まで散歩して、三陽でランチ。
今日は餃子とネギ炒め.. ごはんは食べず、おなかいっぱい。


広い通りに出ると、先日yokuyaさんが行かれたという「にぎわい座」が見える。
落語など、これまで興味がなかったのだが、最近YouTUBEでよく聞いている。
yokuyaさんの薦めと、宮本輝の小説の影響...
『三十光年の星たち』には、志ん生の落語の話しがよく出てくる。
ここはやはり聞いておかないと小説を深く理解できないと思い、聞きはじめた。
これが実に面白い。ちょっと聞いただけで名人芸だな〜と思う。
五代目志ん生は、今でこそ高名な落語家であるが、花ひらいたのは50歳前後である。
若いころは何度も師匠を変え、志ん生を襲名するまでに16回も名前を変えている。
飲む打つ買うの三拍子、酒びたりと借金取りからの逃亡生活は落語の世界そのものだったという。
その生活も芸の肥やしとなって、実に愛嬌があって味わい深い。
映像はあまり残っておらず、YouTUBEでは録音に合わせたアニメに仕立てたものが
何作か出ている。
お時間のある時にでもご覧ください↓

50歳からか...
まどみちおさんも50歳くらいから花ひらいたんだよな...
「50歳を過ぎた情熱しか、私は信じない」
宮本輝氏の言葉が甦る。
まだまだ、これからだな...