三渓園の蓮

ここに蓮田があるのは知っていたが
観たことはなかった。
早朝観蓮会というイベントをやていることは
昨年知ったが、来れなかった。
7月中の土日祝日だけの開催で、
来週は予定があるので、今日しかない...
4時半に目覚ましをセットして寝た...
が..前日結婚式に出席した娘が3時半に帰ってきて
物音で目が覚めてしまった。
そのまま起きて、いろいろと用事を済ませ、4時半に自宅を出発。
5時過ぎには現地に到着してしまった。


コンビニで買ったサンドイッチを食べて、6時の開園まで車で読書。既に暑い。
カメラを持った人たちが続々と集まってくる。
開聞と同時に園内へ...
昨年始めて実物を観た蓮。それは大賀ハスだったが...
三渓園の蓮は、大賀ハスとは書いてないので違うと思うが
形はほとんど一緒。でもちょっと小さい気がする。
というわけで、後は黙々と写真を撮影し、そして観賞する。
それにしても、暑い!




ぎっしり生えた茎の隙間にできた水面に、蓮が写っている姿...
水滴が落ちると波紋で乱れ、そしてまたくっきりと映る。
心が乱れると、美しいものまで歪んで見え...
心が澄んでいれば、はっきりと映るのに似ている。


蓮の喩えは、何度か書いてきたが...
やはり不思議な花である。
あの汚い泥の中から天を向いてまっすぐに茎をのばして、見事な花を咲かせる。
自らもまたこうありたいという思いは、古代から変わらぬ願いだった。


去年観た大賀ハス古代蓮)↓
http://d.hatena.ne.jp/mui_caliente/20090801

去年の日記でも、泥の中から立ち上がらねばと書いてあった。
一度は立ち上がりかけたが...また泥の中にもぐってしまったな。
自分にとって、花を咲かせるとは...どういうことなんだろう?
蓮の種だって、全部が花を咲かせるわけではあるまい。
大賀ハスのように何千年も眠りにつくやつだっているはずだ。
花を咲かせるというのは、生命の中でおおいなる闘いがあっての結果なのだろうな。


帰る間際に、あのエキゾチックな香りを嗅ごうと一番近い花に手を伸ばしたら
足を滑らせて右足が蓮田の泥にはまった...かっこわる(^^;
それでも香りをいっぱい吸い込んで、三渓園を後にした。


おまけ その他の写真(枚数は多いですが、写真としてはイマイチです)
https://plus.google.com/photos/104915518421068648185/albums/5495477639527528289