帰宅途中の夕焼け

四国・広島出張の帰りに大阪に寄り
15日に帰宅したきり、力が抜けてしまって
1週間以上日記をさぼってしまった。
(右の写真は、四国で見た海辺の旭日)


F氏の紹介で受けた兵庫の会社は
条件が合わず不調に終わり
その後、インターネットの就職サイトでいくつか応募してみたものの、
すべて書類審査だけで不合格。その殆どが2日とかからない。
つまり、最初から対象外...
「お前のような人間は必要ない」そういうことだ。
これまで数回の就職活動で100社以上から同じメールを受けてきたが、何度受信しても辛いものだ。
自分が家に籠っていても、世間は誰も困りはしない。


昨日から2日間タッキーの会社のアルバイトをやらせてもらうことになり、
埼玉の西○園へ...
プール開き直前の殺菌装置の交換工事。
数日前からなんとなく具合が悪い。どうも寝冷えで風邪をひいたらしい。
しかも前日が具合が悪くて2時間しか眠れず。
昼ごろ、炎天下の中で体温がぐんぐん上がってくるのがわかる。38度は超えている感じ。

しかし、休むわけにもいかず、朦朧とした意識で仕事を続ける。
帰宅して薬を飲んで蒲団に入るが、身体が震えてなかなか眠れない。
「お前なんか必要ない...お前なんか必要ない..」悪夢にうなされたように目が覚める。
今朝は少し体調回復。早朝の電車で現場へ...工事は順調に終わる。
たいした作業ではなかったのだけれど...久しぶりということもあり疲れた...


渋谷で寄り道をして、地元の駅に到着したのが19時過ぎ...
途中電車から見えた夕焼けがさらに色を増して街を朱く染めている。
急いで駅前の○Kストアの屋上に上って、西の空を望む。


なんと美しい色だろう... 
そしてこの色は、ひび割れた心の隙間に深く射し込んできて、傷を癒してくれる。
どこかでカラスの声がする。
下の通りを買い物帰りの女性や、子どもたちが通り過ぎていく。
空の色は、刻一刻と変わり続けている。
今、この瞬間に、空を見上げている無数の人々が、いろいろな思いでこの空を見上げながら
一日の終わりる瞬間に様々なことを感じているのだろう。
これは夢の世界ではない。現実なのだ。
哀しい思いが一瞬茜色の雲に溶かされていく。
誰もいない屋上の駐車場で、光が消え入るまでずっと空を眺めていた。



ふと、こんなBGMが浮かんできた。
音楽を流しながらもう一度夕焼けの写真を見たら気持ちよいです。