棚田へ

K大学の行事で四国中国出張
皆さんよりも1日早く松山入り。
松山に来るのは15年ぶり4回目。
最近は『坂の上の雲』ブームで
観光客は増えているようである。


午前中、路面電車に乗って、道後温泉松山城を再訪問

観光客が増えて、周囲はきれいになっているが、温泉もお城も変わらない。

時間があるので、他にも見るものはないかと観光案内所へ...
そこで見つけたのが「内子」のパンフレット。
景観保存地区の街並みと夕陽に焼ける泉谷の棚田の写真を見て
「これだ!」と思い..路面電車とJRを乗り継いで1時間。内子駅へ行く。
駅から歩いて街並みを歩くこと約1時間半、ゆっくりと街を見学。

棚田は地図を見ると15kmほどなので、レンタルの電動自転車で行けると思い
レンタルショップに行ったが、「あの坂は無理」と言われ、タクシーと交渉。
夕焼けを待つには、タクシーに待ってもらわなければならないので
待ち時間はメーターを止めてもらうように頼むと、意外と簡単にOKが出る。
定年後のアルバイトでドライバーをやっているという、運転手はよくしゃべる。
頼んでもいないのに坂本竜馬ゆかりの地に寄って、滝にも寄って...

40分ほどかけてやっと目的地へ...
自然の斜面を削り取った棚田はた上が終わったばかりで
水面に空が映り込んで美しい。


来週から梅雨入りしてしまうということで、続々とカメラを持った人が集まってくる。
しかし、これからが長かった。太陽がなかなか沈まない。
他の人に聞くと、今日の日没は19:20...関東よりはかなり遅いのだ...
タクシーがついたのが17:00なので、2時間半もメーターを止めることになるが...
運転手さんは、呑気にぶらぶらと歩きまわっている。
そして2時間余
太陽が落ちていくにしたがって上空の雲が少なくなってしまう。
雲がないと空が焼けないのだ....
今日が最後のチャンスと集まってきた人々がため息をつく。
中には高松から今シーズン3回目に来たという人も...
結局、ほとんど焼けないまま辺りがくらくなってしまった。

そしてタクシーで内子にもどり、電車に乗って松山に帰る。


道後温泉に行って、夜景を撮ってから風呂に入って汗を流して帰路に...
ところが路面電車の終電が終わってしまい、歩くこと30分。
夕食も食べていなかったので、あいていたうどん屋でうどんを食べてホテルに帰る。

長時間露光なので、人が透けたり、車のライトが線になったり...


長い一日...ウエブアルバムは、追って写真をアップします。


ちなみに...
イカリエンテの目を釘付けにしたパンフレットの写真↓

内子町総合観光センターのパンフレットを撮影)
こんなのは、一年に一回も見れないんだろうな〜