夕焼け

朝のうち空を覆っていた雲が
風に払われて、青空が広がる。
寒い日が続いていたので、
この暖かさは嬉しい。
昼は河原に座ってコンビニ食
男前豆腐店のクリームパン
青空に掲げて写真を撮る怪しいおやじ。
"男前豆腐"は一時期流行ったな〜。豆の味が濃くておいしかったが、ちょっと高かった。
しかし、このパン...面白そうなので初めて買って食べたが味に特徴もなく...
マーケティングの観点からしたら、どうなんだろう???


ふと、土手に植えられた小さな桜の木を見ると...季節を間違えた花が...

仕事帰りに空を見上げれば、建物と建物の間を縫うように夕陽の光が散乱している。
しかし、障害物が多すぎて太陽が見えない。
少し小高い丘に駆け上がると今まさに太陽が沈もうとしている。
都会の夕陽は、太陽と自分の間に薄汚い人工物が幾重にも重なって、風景を汚す。
写真に撮っても、カットしてしまいたいものばかり。

それにしても、今日の夕焼けは、久し振りに見た気がする。
少し暑い雲の腹が、夕陽を反射して朱く輝く、その朱は、時々刻々と色合いを変えていく。
そしてその色が絶頂に達した次の瞬間、一気に色褪せて夕闇が朱色を吸い込んでいく。
一瞬の偶然が生み出す風と雲と太陽の芸術。
そこに出会うことができるのもまた、生命のリズムであろうか?