都会の夜

三重から横浜への帰り道は、
いつも名古屋で一息つく。
田舎暮らしの生活が長くなると、
都会の空気になじむのに少し時間がかかる。
いつもはスタバで読書でもして過ごすのだが
今日は、夜景を撮ってみたくなり、
セントラルタワーズ前の広場からミッドランドスクエアを撮影。
光が溢れ、騒音が溢れ、人が溢れている。
上空を流れる雲には、地上の過剰な光が反射して不気味な色に染まっている。
大量生産・大量消費・大量廃棄...人の生命を軽んじる社会。
ここに立っていると、様々な社会の矛盾や病理が見えてくるような気がする。
新幹線に乗って、改札横の駅弁専門店で買った幕の内を食べる。
どうやったら、こんなまずいものが作れるのかと腹を立てながら
ビールで胃に流し込んだ。