再見@新潟

週明けいきなりの長距離移動。
横浜→柏崎(新潟)→長岡→浜松 
乗り換えの長岡駅の近くに住む旧友Tさんに連絡
帰りの途中、約7年ぶりの再会。
Tさんは、30歳前後の頃の同僚。
イカリエンテより3歳年長である。
長岡出身の彼は、30歳にして病で奥様に先立たれ
新潟のご実家にまだ幼かったご子息を預けて働いていた。
しかし、間もなくご子息のために東京の会社を辞して、新潟に戻り
自分で商売を営みながら、苦労に苦労を重ねてご子息を育ててこられた。
顔に刻まれた深い皺と一気に増えた白髪が長年の苦労を物語る。
しかし、宿命と正面から闘い勝ち越えてきた目は、深い輝きをたたえている。
苦闘は人を痛めつけるが、強い精神を持った人間にはそれもまた成長の因である。
ご子息も成長し、今は東京の専門学校に入って頑張っているとのこと。
歳月を埋めるように語り合い、お互いの健闘を約して
浜松に間に合うぎりぎりの新幹線に乗った。