2012-06-22から1日間の記事一覧

あじさいの宇宙

栃木出張の往復の電車で 水上勉の『越前竹人形』を読み終える。 越前の山奥の小さな集落で生まれた主人公、氏家喜助 父の姿そのものの醜い容姿 子供のように背が低く、頭が大きく眼のくぼんだ、暗い表情... これは、水上作品の『五番町夕霧楼』『雁の寺』の…