手帳の思い

文具売り場に手帳が並び始めると
いよいよ年末だな〜と実感する。
最近は手帳もブームというか...
いろいろな企画物の手帳が販売されている。
超整理手帳」「ほぼ日手帳」「夢に日付を...」等々
手帳コーナーを物色してみたが...
少なくとも自分には合わないな〜
「手帳の達人」なるサイトを見たら、
超整理手帳」は野口さんが...「ほぼ日手帳」は糸井さんが...一番使いやすい手帳で
あなたにとって一番使いやすい手帳ではありません...と..
やっぱりそうだな〜


イカリエンテの手帳は10年程前から使っているシステム手帳。
黒い革製で、ファスナー式のものである。ずいぶん年季が入っているが丈夫で使いやすい。
この手帳を通り過ぎてきた年月。ずいぶんいろいろなことがあったな〜
いつも肌身離さず、いろんな場所に持って行き、いろいろな思いで書きこんできたな〜。
(クリアファイルに挟んである写真は、カメラマンK君からもらった広島の写真)

僕らの人生は過ぎて行く
だが、何に対して過ぎて行くと言うのか
過ぎて行く者に 過ぎて行く物が見えようか
生は 果たして生を知るだろうか
       『モオツァルト』小林秀雄

手帳は一元化すべきというノウハウ本もあるが...
仕事では、計算式や図形を描くにはちょっと小さいので、A4のノートを使っている。
最近、物忘れがはげしいので、ポケットに入る手帳が欲しくなり
10年ぶりに買った、スリムサイズのシステム手帳。濃緑色の柔らかい牛革製。
掌で触って、新しい革の匂いを嗅いでみる。いい香りだ。

ダイアリーの日付は、12月1日スタート。新しい仕事のスタートも12月1日。
何も書いていない白紙のページに、何を描いていくのか?
不完全燃焼の空白を埋めるために、燃える思いで綴っていきたい。