お好み焼きひでちゃん

久し振りに鳥羽の現場
問題点のチェック・修理・打ち合わせ。
明日は玉城スタートなので、
今日は鵜方泊
途中、横山展望台で夕陽を眺めホテルへ..
先日、かめ吉でもらった温泉の無料券があったので
冷えた体を温めて、ホテルの隣のお好み焼き屋で食事
この前は、かめ吉夫婦に連れて来てもらったのだが
毎回突き合わせるのは申し訳ないので、今日は一人...鉄板の前のカウンターに座る。
ほとんどのメニューが500円のワンコイン。
その中では刺身が一番お得で旨い。
今日は、鰺とアオリイカの刺身 500円

そして、カキの鉄板焼 500円

お好み焼き屋なのに、お好み焼きを食べる人はあまりいない。なんでかな?
後ろの席で、高校生5人で1枚のお好み焼きと1皿の焼きそばを分けて食べている。
カキを食べ始めて間もなく、おじさんが2人入ってきてカウンターの隣に座る。
2人とも作業着姿で、一人はスキンヘッドの一見怖そうなおじさん。
イカリエンテのことが気になるのか、飲みながらチラチラ見ている。
そのうち「にいちゃん、どこから来たんや?」と聞かれ「横浜です」...と怖る怖る答えると
横浜じゃ〜食べられん魚食わしちゃるわぁ〜と言って、次々と魚を注文し
自分たちの分を少しだけ取ると、ムイカリエンテのお皿にどんどん載せる。載せる...
自称漁師のスキンヘッドさんは、よく見るとやさしい目をしている。
そのうちムイカリエンテのグラスに自分たちの焼酎を注いで、どんどん飲めと...
何杯も何杯も注がれ、魚を次々に取り皿に載せられ...
そうして、お腹いっぱいごちそうになって、へろへろに酔っ払って...
これから魚がうまい季節やから、また来るようにと言って、店を出ていった。
どうもタクシー代まで使ってしまったらしく、歩いて帰って行ったらしい。
初めて会ったのに、どうしてここまでしてくれたのか?
なんだか申し訳ないやらありがたいやら
田舎には、こんな出会いもあるんだな〜と...思いながら
ホテルに戻ってベッドに倒れこんで眠ってしまった。