インド村@鈴鹿

父が狭心症の手術を受けた。
電気工事一筋に57年。
若い頃から、同僚の人たちが呆れるほど頑健。
病気など殆どしたことのない父。
3日程度の連続の徹夜仕事もものともせず、
雪の降る夜にもトラックの荷台にシートをかけて眠れる頑丈な肉体を持った父。
その父が昨年は耳を患い入院。そして最近胸が痛むということで検査を受け、狭心症が発覚。
カテーテルで金属のリングを血管内に差込み、バルーンで膨らませて固定するという手術。
病気の経験が少ない分不安もあるようで、
日曜日に見舞いに行ったときには、必死に文献を読んで心の準備をしていた。
「死ぬときは死ぬんだ」と強がりを言ったりして...
夕方、無事終了の報を受ける。明後日には退院できるという。
心臓の手術も飛躍的に進歩したものである。
仕事が終わった帰り道。
鈴鹿の街中で「カレー村」という看板を見かけ、入店。店員は全部インド人。
周囲はすべてカップル...オジサン一人は、ちょっと気まずい。
いろいろあるメニューの中で、エビカレーをオーダー。
しばらくして出てきた巨大なナン。これが甘くて美味しい。
ルーは酸味が若干強めで、生クリームで甘みを加えている。美味しかった〜。