無敵のリーダーシップ

先日、自ら翻訳された書籍をいただいた瀬戸尚先生が自ら執筆された書籍を
Amazonで取り寄せた。その名も『無敵のリーダーシップ』
無敵のリーダーシップ―アカの他人を最高の武器に変える人間操縦術 (達人ブックス)
"無敵"と言い切っておられるとおり、論法が非常に明快で読みやすい。
読み出したら止まらなくなり、一気に読了。
書籍に記載されている先生のプロフィールをご紹介する。

瀬戸 尚(せと ひさし)
1932年福岡生まれ。1955年九州大学法学部卒。
同年モービル石油入社。
同社で北海道支店長、営業調査部長、大阪支店長、総務部長等を務める。
その間1967年〜68年、米国テキサス大学留学。
1970年〜71年、スイスのIMEDE年間プログラム修了。
1992年退社。1986年より神奈川大学非常勤講師。
1992年4月より1994年12月までペガサス・マネージメントスクール顧問。
Blanchard Training and Development Inc.の公認インストラクター。

プロフィールを見ると素浪人ムイカリエンテから見れば、雲の上の人...不思議な縁である。
これもmixiのおかげ...
ビジネスマンとしてのご経験と行動科学の学者としての分析...
「あなたは、他人をコントロールしたいと思いますか?」
「あなたは、自分以外の人からコントロールされるのは好きですか?」
冒頭から読者を引きつける。
さて、リーダーとして必要なスキルとして
1.状況判断のスキル
2.柔軟性のスキル
3.アグリーメントのスキル
が挙げられているが、
組織の目的・目標に対して、状況を的確に判断し、
フォロアー一人ひとりの状態(能力やモチベーション)に則してリードをしていく柔軟性
そしてこれらを的確に結びつけ効果を上げていく能力
組織といっても、感情のある人間の集団であり、これを理解せずして動くことはない。
話はまた水滸伝に結びついてしまうが...
梁山泊のリーダー宋江は、小役人である。武術ができるわけでもなく、馬にもやっと乗れる程度。
しかし彼の下に、とてつもない豪傑が続々と集まってくる。何故か?
一つは理念。腐った世の中を何とかしなければならないという青年の息吹。
そこに道をつけた宋江の理念。そしてそれを一人一人に語ってゆく弟子たち。
何よりも、宋江がその一人一人を誰よりも理解し、愛したことが組織の力になっていった。
士は己を知る者のために死す(司馬遷)
少々逸脱してしまったが...組織の目的を達成するためには、
リーダーはフォロアーのために心を砕き、フォロアーの力が充分に発揮できるように勤めなければならない
本書の中にあるーダーの自己診断テストがあったが、ムイカリエンテの成績は優良...
実戦の場で役にたたねかればしかたないが...
一匹狼は気楽だけれど、組織を動かさねば大きな仕事はできないよな〜
もっともっと、学びながら闘わねば...