由比の海岸に立って...

今日は千葉の船橋から鈴鹿まで一人でドライブ。
あいにく天気が悪い。
東名の由比パーキングで一休み。
重い雲が海の上に低く垂れ込めている。
海面がうねって時たまテトラポットで砕けて飛沫を上げている。
何度か来ている場所であるが
晴天の日しか記憶がなく、今日はまったく違った表情。
しかし、駿河湾を挟んで横たわる伊豆半島
強風で雲は刻々と表情を変えていく。
どんな暗雲に覆われていても、
その上には太陽が正確に時を刻みながら輝いている。
その光彩が厚い雲にも陰影をつくっている。
晴天の抜けるような空も美しいが
こんな景色もまた美しいものである。