野に咲く花のように

三重の菰野町へ仕事で行く。
突如視界の中に見事なピンクの絨毯が現れる。
先日鈴鹿で見たよりもはるかに広大なコスモス畑
風に揺れてほのかな香りを漂わせている。
山から吹き降ろす風に吹かれながら
「野に咲く花のように」が、口をついて出てきた。

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野に咲く花のように 風に吹かれて
野に咲く花のように 人をさわやかにして
そんなふうに僕たちも 生きてゆけたら素晴らしい
時には辛い人生も 晴れのち曇りでまた晴れる
そんな時こそ野の花の けなげな心を知るのです。

                                                                                          1. +

この歌の「花」は路傍にひっそり咲く花を想って
作詞されたものかもしれない...
薄紅・ピンク・白...様々なコスモスが
けなげに精一杯に咲く様は
本当に美しく、さわやかな気持ちにさせてくれる。
こんなに広いコスモス畑を独り占めにして
土手に座ってしばらく物思いに耽った。