妻籠宿での再会

国道19号線を少し上って、
長野の知人の顔を見に行った。
妻籠というところにあるお土産屋「すずむら」
25年前はじめての一人旅で立ち寄って、
ご主人の鈴村さんとたまたま知り合った。
その後何度か旅行や出張の途中で寄らせてもらっている。
今回は8年ぶりくらい...
ご主人はたまたま横浜市立大学の先輩だったのもあるが
素朴で親切な人柄にひかれ
いまでも年賀状の交換はしている。
築数百年という建物が並ぶ町並みを歩いて
初めて行ったときと変わらぬたたずまいに
とても落ち着いた気分になった。
慌しく変わっていく都会のペースは
人間の命の時計には会わないように思えた。