生活の時間の乱れの上に

いろいろなことがあって、へこみぎみ
仕事の疲れもたまってしまい
何もやるきにならず...
今日はいいやと思って、午後から外に出かけた。
最近、仕事がらみで植林の勉強をしていて
どんぐりから木を育てる話を読み
どんぐり拾いでもして、気を紛らわそうと
近くの公園に出かける。
私の家は、横浜で緑地の多い場所。
雑木林...つまり人間が作った林がたくさんある。
その林の中に入って、必死にどんぐりを拾う。
どんぐり拾いなんて、小学生以来のことだ。
体じゅう蚊に刺されながら
煩わしいことを考えずに
ただどんぐりを拾う。
散歩をしている人が何か怪しむように見る。
道のない林の中で、平日の昼日中ビニール袋を持って
うろつく男は、やっぱり怪しい。
汗だくになり、くもの巣が髪の毛にからまって
かなり胡散臭い姿になって、林から出てきたとき
なんだか少しだけ、心が軽くなった気がした。
ベンチでおにぎりを食べて帰る。